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くるみとレーズンのライ麦パン

イーストを使ったパンというのは”パン屋さん”という職業が成り立つだけあって、プロの世界を感じます。 家庭でも素敵なのを作られる方もいますが、発酵の状態、イーストの種類、粉の状態などで奥が深い。 
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これはライ麦75gに強力粉175g、水150g、塩少々、バター10g、ドライイースト3gで作ったもの。  イーストの量が多いとイースト臭が強くなりますし、少ないと膨らみが弱い。 発酵の時間をかけると膨らみますが、見極めないと発酵しすぎで生地が萎んでしまったり。

中身のくるみとレーズンをたっぷり入れて、薄く切るとウォッシュ系のチーズと相性良しです♩
# by noreservation | 2015-11-23 08:43 | cuisine

タコとオリーブのトマト煮込み ボジョレーヌーボーと!

タコはギリシャ系やイタリア系の多いトロントでは案外目に付く素材です。 日本のような生け蛸は流通しませんが冷凍モノは手に入りますので、今日は煮込みに!
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玉ねぎのニンニクのみじん切りゆっくりと炒めたらタコを入れて白ワインででグラッセ、アルコール分を飛ばしてからトマトの素漉しとオリーブの実を加えて後は弱火で蓋をかけて煮込むだけ。 タコというのは良い出汁がでますので、美味しいソースに仕上がります。
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仕上げに茹でたジャガイモを添えて! 
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今日はボジョレーヌーボーの解禁日、カナダでは日本のような賑やかなイヴェントはありませんが(笑)、酒屋さんの棚に並んだヌーボーを眺めると、お味の好き好きはともかく初物の華やぎを感じるのです♪ 熟成していませんので、お味の深みはありませんがフルティー、タコの煮込みなど合うと思います。 私はアメリカにいた頃は感謝祭のターキーにはボジョレー、季節感が宜しいですし(笑)不思議とターキーとはお味も合うと思います♪
# by noreservation | 2015-11-20 11:16 | cuisine

鶏丸のお鍋

コンロと土鍋が活躍する季節がやってきました♪ 食卓のお鍋に沸がつくと気分もほのぼの、食欲も会話もすすむみます!

日本人が最初に海外で暮らして困るのが薄切りのお肉。 しゃぶしゃぶやすき焼き用の薄切り肉はトロントのような都会ならば日系の店や肉専門店でオーダーなども可能ですが、近所のスーパーでささっととはいきません。 鶏のひき肉でしたら手に入りやすいので、思い立ったらお鍋が出来ます♪ 
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鶏ひき肉に卵、生姜、お酒、ネギのみじん切りなどですが、人参をおろして入れてもふっくらしますし、今日のは塩の代わりに柚子胡椒で味をつけています。 ほんのり柚子が香って美味しい♪
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野菜もたっぷりと! 
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お料理屋さんですと、鶏つくねの種を竹の割ったのに詰めて、など演出がありますが、家庭ではアイスクリームディッシャーが便利です。 先にお団子だけには火を通しておいて、卓上では温めるだけにしておきますと、灰汁の心配もなく、卓上でのお鍋を進めやすいです。  
# by noreservation | 2015-11-18 07:51 | cuisine

豚肉の白ワイン蒸し

ルクルーゼやストウブなど、フランスの鉄のお鍋に人気が集まって久しいですが、蓋の重いこのお鍋、オーブンで作る一鍋煮込みには威力を発揮してくれます♪
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豚はお安い部位をブロックで買って大きめに切り分けます。 鍋にバターを熱して表面に焼き色をつけたら玉ねぎのみじん切りを加えて炒め合わせ、白ワインをお肉の半分くらいまで注いで強火でアルコール分を飛ばします。 蓋をかけて170Cのオーブンへ。 りんごジュースを足しても美味しい♪ さっぱりめの軽い煮込みが出来上がります!
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このお料理、もし一度で食べきるのでしたらジャガイモを下茹でして煮込みの鍋に加えてソースを吸わせると洋風な肉じゃがに! りんごにソテーを添えても! 
# by noreservation | 2015-11-16 10:56 | cuisine

マドレーヌ

マドレーヌはなんとも心惹かれる焼き菓子です。 貝型の愛らしい姿、ふっくらした舌触り、ふんわりとバターの香り♪ 今はなくなってしまいましたが、私の小さい頃のデパ地下定番のお菓子が神田精養軒のマドレーヌとアーモンドのキャンディー♪ その頃はカップを使って焼かれていましたが。素敵に美味しくてまだ見ぬフランスを想ったものです。
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作り方はベーキングパウダーを使う場合と使わないものがあります。 クラシックなレシピーはメレンゲの力を使っていますが、バターの多い生地になりますので、ベーキングパウダーを使う方が無難だと思います。 コツは400F(200C)の高音のオーブンで一気に焼き上げる事。 これで中央がぷっくりと上がったマドレーヌになります。
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焦がしバターを使って作るとコクのある良いお味になります。 この焦がし加減を昔のお菓子作りの本では”はしばみ色”と呼んでいました。 訳せばヘーゼルナッツの色、という事でしょうか(笑)? この榛というのが当時の私はピンとこなかった(笑)。 

昨夜のパリのニュースは、14年前の9・11が思い出されて気の滅入るものでした。 ごく普通の日常のなかの小さなお菓子とお茶、というのが殊更に尊く思えるのです。
# by noreservation | 2015-11-15 13:09 | cuisine