私のジャム作りは春一番のリュバーブに始まって、夏場の桃類、ベリー類で一番忙しく(笑)、秋の葡萄、リンゴと花梨、冬場のオレンジと金柑で終わります。 お漬け物やピクルス、ジャム等の保存食はお料理界のアキバ系(笑)、仕込んだジャムの瓶が並ぶとニンマリ....ってコワい人っぽい(笑)?
ジャムと言っても私が作るのはコンポートとジャムの中間くらい。 砂糖も控えめですし、パンに塗るには弱過ぎる仕上がりです。 ペクチンを使うといわゆるジャムっぽくなりますが。
苺とサワーチェリー、黒スグリのジャム。 一番美味しい食べ方は小さいグラスに入れてスプーンで。 ジャムを直接スプーンで食べる?って発想が無かったのですが、コーヒーととても合いますのでお試しを! 本当に美味しいのはそのままが一番です。 グラスで何種類かを並べると見た目も豪華になるのは不思議です。
DVDにもなっているメトロポリタンオペラの2006年版“Eugene Onegin"、主役のオネーギンを歌ったドミトリー.ホロストフスキーがパーティーの最中に友人レンスキーを面倒そうにあしらいながら、ずらりと並んだ綺麗なカットグラスに入った赤い“何か?”をスプーンで味見している? あれが、ジャムなんです。 ロシア語だとヴァリェーニエ。
お砂糖はかなり使いますが、バターなど脂質は無し。 コーヒーや紅茶のお伴にコンポートの果物をぜひ!