バレエウエスト、キャピトルシアターでは今シーズン最後となるバランシンプログラムの開幕です♪
世に文系/理系という仕切がありますが、先日サンフランシスコで観た”人魚姫”の振付家、ノイマイヤーさんなどはバリバリの文学青年肌な感じがします。 対する理系の代表、バランシン(笑)!!
古典バレエの余分さを削ぎ落とし、幾何学的な美しいフォーメーションと音楽&踊りの完璧なコラボレーションを目指した感のあるバランシン作品。 バランシンといえばニューヨークシティーバレエですが、整った美しさのバレリーナ揃いのバレエウエストに、チャイコフスキーのセレナーデはとても合っています。
写真はBWのブログからお借りしました。 ねっ、綺麗でしょ〜♪ くるみ、白鳥と続いた後でしたし、ある意味、バランシンはやりがいもあったのでは!?
AGONではプリンシパルおふたりが、凄い存在感でした。 ロミ.ベップさん、やはり凄い!! ストラヴィンスキーの難しいスコアーを余裕で踊り、身体の動きがアート!! ベネットさんも美女振りが冴えてました! マッティングリー君、とてもバランシ〜ンで、音楽的!! オケのブラス系の皆さん、もうちょっと自信を持って演奏だと映えるのに...。
締めはアメリカン.フェーバリット、元気で楽しい”スターズ&ストライプス”で超盛り上がって終演(笑)。
バレエウエスト、この演目にはとっても美しい日本人ダンサーの大瀧さやかさんも出演です!! 彼女は絵に描いたように綺麗なバレリーナですが、端正なポールドブラ、ポーズもきちんと美しく、今後の活躍がとても楽しみです!!!