ころりんとした栗を見掛けると、つい買ってみたくなる(笑)。 切り目を入れてローストすればお手軽なものを、つい剥いて煮てみたくなるのが大和撫子魂ですね(笑)?
私が小さい頃は”栗は一晩、お湯につけて”と習いました。 これは虫対策もあったようです。 最近のは余り虫が入ってたりしないみたいで、それはそれでコワイ気もするけれど。 今のは熱湯につけて1時間くらいで剥けるようになります。 包丁は出刃を使って。 京都の有次あたりですと、栗向き用のナイフもありますので、毎年なさる方ならあると便利。
今日のは渋皮煮。 鬼皮だけを剥いて、水から15分くらい茹でます。 一度水にさらして筋を取り除く。 これがちょっと面倒な作業かなあ。 後は水を2−3度、変えながら柔らかくなるまで煮るだけです。 煮えたら新しい水にお砂糖を足して15分煮含める。 ここにヴァニラやラム酒を足すと西洋風に。 小豆よりずっと素直に炊けます。