トロントのナショナル.バレエ.オブ.カナダのシーズンも終盤、プログラムはミックスビルが終わり、シンデレラが始まりました! ナショナル.バレエのシンデレラはクデルカ版で、演出的には”華麗なるギャッツビー”というところでしょうか(笑)? ロールデビューで今、上昇気流のおふたり、ジリアン.バンストン&ナオヤ.エベ.ペアで観てきました(笑)!
ジリアンはとにかく可愛い人で、アリスもですがシンデレラにぴったりなタイプ♪ テクニックもきっちり、音楽性もあって好感度抜群のダンサーです。 対する王子様のエベさん、くせのない素直な踊り、ラインの美しさ、高いジャンプ、王子様感も漂います。 このペアのシンデレラはとにかくフレッシュで爽やか(笑)!!
エベさんはロミオなど主役を着々とこなしている日本人ソリストですが、伸びしろを感じますし、先々が楽しみ! 大役に慣れて、ペアリングや表情、回転の軸に安定が出て来たら、プリンシパル昇格は遠くないのでは!?
このシンデレラは2004年が初演とかで、アートデコのお衣装やヘッドドレスが華麗です。 この“ギャッツビー”的大人の雰囲気にはグレタ&ギョームのプリンシパルペアがはまりそうですね。こちらも観てみたい....!