一昔前のフランス料理(笑)には、前菜によくゼリー寄せが使われていました。 琥珀色のコンソメのゼリーの中に鮭やレバーのムースなどが絞り出された手のかかった華やかなお料理♪ 今では余りもてはやされないゼリー寄せですが、和食の世界では活躍中のようで(笑)、お出汁や割り醤油などをゆるいゼリーでまとめて、材料と和えたり、お素麺のつけ出汁になったり!
これは湯剥きしたトマトを一口大に刻んだものと、オクラを塩茹でにして刻んだもの。 一人分くらいを小鉢に盛ります。
普通の昆布と鰹のお出汁に薄口醤油とみりんちょっとで味をつけて、ゼリーで緩めに固めたものを軽く崩して野菜とざっくり和えます。
あしらいに大葉とかおろし生姜など。 ひんやり夏らしい小鉢になります。
......東京辺りはまだ暑さも厳しいでしょうに.....今日のトロントは最高気温でさえ、16℃.....もう一息、夏に戻って来て欲しいものです。