どこでも、とはいきませんが、トロントでは旬のうちは探せば日本風のキュウリが手に入ります。 セントクレアのファームマーケットでもソヤという銘柄で見掛けますし、韓国系スーパーに行くとカーリーキューカンバーとしてくるんと巻いたものが日本のパリッとしたキュウリの感触に近い。
大きな袋にどっさりと入っていましたので、醤油漬けに。 これは煮て水抜きをする不思議な漬け方ですが、いわゆる”キュウリのQちゃん”的仕上がりになります。
沸騰したお湯に入れて2分煮て、お湯ごと一晩おいておきます。 翌朝、水を替えてもう一度沸騰したお湯に入れて2分。 つけたままゆっくり冷まします。 このキュウリを小口に切って、水気をしっかり絞ります。
お醤油4、みりん2、米酢1、赤唐辛子に千切りの生姜をたっぷりめに加えて煮立てた漬け汁でこの絞ったキュウリを2分煮ます。
この段階ではまだきゅうりがグミついているのですが、冷蔵庫で一晩漬けますと......
パリッとした食感が戻って、懐かしいQちゃん風! .......昔、冷蔵庫に入っていたあのお漬け物はもっと塩辛かった.......カッパの広告がよくテレビに掛かっていたり。 みりんの成果か奈良漬けに繋がるコクもあって、おむすびにこのお漬け物で結構満足♪