日は少しずつ長く明るくなっているものの、気温はまだ零下10℃を前後しているトロント、梅に鶯の風情には寒過ぎますが、昨日、お雛様をお飾りしました。 何となし和菓子を頂いてみたくなって、冷凍してあった濃し餡を解凍して、鶯餅を。
鶯餅は本来は薄緑の美しい鶯きな粉を使いますが、こちらでは手に入り難いものですので、求肥に蓬粉を混ぜて緑の生地にしてからきな粉で仕上げます。
白玉粉50g/上白糖50g/水90gに乾燥蓬粉。 鍋でも出来ますが、最近は電子レンジを使う方法が流行っているようで、これもレンジで2分くらい。 電子レンジは加熱の程度が機種で違いますので、1分くらいずつ試してみると良いと思います。 生地が出来上がったらきな粉を広げたパットに流して、八つに別けます。
餡は水で調節して柔らかめに、20gで丸めておきます。
求肥の生地を手のひらに広げて餡玉を包んで出来上がり♪
和菓子は手の作業、洋菓子でしたらボールとゴムベラだけで出来るものもありますのに、和菓子は不思議に手の細工になります。 出来立てから8時間くらいまでが美味しいです。 それ以上置きますと、求肥が餡の水分を吸いますので、柔らかい求肥にぱさっとした餡、というバランスになります。