お菓子を作る場合、どうしても残りやすいのが卵の白身。 黄身はカスタードに使いますし、カステラなどもバランスとしては卵の量に対して黄身が多い分量になります。 残った白身の使い方は様々で、揚げ物の衣などが使いやすい方法ですが、お菓子屋さんなどはこのある種副産物をメレンゲ、フィナンシェ、マカロンなんかに使い回します。
メレンゲは白身とお砂糖を硬く泡立てたものに粉砂糖を混ぜてオーブンの低い温度(90℃くらい)で時間をかけて焼いたもの。 白い色を活かしたいので、焼くというよりは乾かすという感じでしょうか? 糖分は高いですが、油脂を使いませんので、ある意味軽いメレンゲにクリームと季節のフルーツを合わせたデザートがパヴロワで、バレリーナのアンナパヴロワにちなんだお菓子です。
硬く立てたメレンゲを絞り出して低い温度のオーブンへ。 これ、3時間くらい掛かりますが余熱も活用して、保たないお菓子ですが出来た当日は不思議とパリッと美味しいです!
焼き上がり! メレンゲは水分を吸いますので、仕上げは頂く直前がベスト。 ホイップクリームと今日は苺で!
シンプルな材料なのですが、不思議と華やかさもあってデザートらしいお菓子♪
これは一人分として作ったもの。 これなど手軽ですね! 今でしたら赤い実のフルーツが素敵ですが、冬場にパッションフルーツでパヴロワを作るのもちょっと素敵♪